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カシミール3Dによる登山ルートの展望図です。
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「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像) 及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第172号)」
GARMINのGPS eTrex VISTA-C によるトラックログを地図上に表示しています。
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GARMINのGPS eTrex VISTA-C によるトラックログをグラフにしました。
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国道192号つるぎ町から国道438号に入り南方向へ40Kmほど。
道路は、剣山スキー場を過ぎたところで台風14号による土砂崩れのため4t車以上が通行止めの箇所がありますが、その他の場所は問題なく走行し、国道192号分岐点から1時間ほどで見ノ越に到着しました。(国道438号はカーブが多くて道幅も狭いので安全運転でお願いします。)
紅葉シーズン真っただ中の日曜日ということもあって、見ノ越リフト乗り場の駐車場はほぼ満車状態。何とかスペースを見つけてマークUを駐車して登山準備を整えます。その間にもツアーバスがどんどん到着してきて団体登山客が剣山を目指して登って行きます。 |
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紅葉に染まる剣山頂が前方に見えてきました。 |
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リフトを降りてから10分程で行場コースと剣山頂への分岐点である「刀掛の松」に到着です。
ほとんどの登山者は直進して剣山山頂を目指します。
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今回は、一ノ森方面へ行くため、左折して行場コースへ進みます。 |
一の森ヒュッテの案内板がしっかり整備されているので道は分かりやすいです。 |
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1時間ほどで二ノ森と一ノ森の間のコルに出ました。 |
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コル地点から一ノ森方面を見たところ。上空にはきれいな巻雲が広がっています。 |
笹原に覆われた一ノ森頂上に到着しました。 |
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一ノ森頂上から東方向の眺め。
頂上直下には「一ノ森ヒュッテ」と「冬季避難小屋」が整備されています。
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左側が次郎笈、右が剣山、真ん中奥には三嶺が見えています。一ノ森定番の風景です。
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向こう側に見える峰はこれから登る槍戸山(標高1,820m)
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銀色に輝く白骨林、緑色の笹、紅葉そして紺碧の空のコントラストが見事です。 |
尾根道を快調に進みます。 |
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白骨林の向こう側には高城山、雲早山、高丸山などの素晴らしい山々が見えます。
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紅葉と白骨林のコントラストがきれいです。 |
樹齢1000年をはるかに越える五葉松の見事な白骨林です。 |
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厳しい自然条件の中、樹齢千年を越える見事な白骨林が見られます。
一ノ森ヒュッテ管理人の内田さんに台風で折れた白骨林の断面を見せていただいたのですが、厳しい自然の中で木々が育つのは非常な困難があるようで、その年輪は虫眼鏡で見なければ分からないほど密に詰まっています。
(標高1,800mを越える高地の自然環境の中でこれだけの太さに成長するためには気が遠くなる程の時間がかかるようです。) |
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尾根道は再び樹林帯に入っていきます。 |
稜線の森の中には樹齢数千年に及ぶ素晴らしい五葉松があります。この五葉松は森の主の風格があります。
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樹林帯を抜けると槍戸山はもうすぐです。
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向かい側には、剣山〜三ノ森〜二ノ森〜一ノ森への素晴らしい景色が広がっています。
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白骨林の向こう側には次郎笈〜剣山の美しい姿が見えます。 |
素晴らしい景色を堪能しているうちに槍戸山山頂に到着しました。 |
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槍戸山から見た一ノ森方面の景色。一ノ森から槍戸山まで素晴らしい稜線が続いています。
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槍戸山頂で小休止のあと、剣山へ向けて出発します |
三ノ森を過ぎると剣山はもうすぐです。 |
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だんだん日が落ちてきました。
三ノ森の峠を登りきると、矢筈山から塔の丸にかけて見事な雲海が広がっています。
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剣山頂の平家の馬場に作られた木道を頂上に向かって進みます。
次郎笈方面にも見事な雲海が広がっています。
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夕日に照らされた剣山頂。
この日次郎笈から槍戸への登山道で滑落事故があったようで
飛来した防災ヘリコプターからの救助の様子を雲海荘の皆さんが心配そうに見守っています。
(遭難者は高知の女性の方だったようですが幸い軽症で救出されました。)
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三嶺への日没の瞬間。左側のシルエットは次郎笈です。
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日没後の残照に輝く雲海。この日は幻想的な日没後の光景が長時間見られました。
剣山山頂で素晴らしい日没ショーを楽しんだ後、ヘッドランプの明かりを頼りに無事見ノ越に下山しました。 |