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登山アルバム

(徳島県 矢筈山 2005.10.30)

使用カメラ SIGMA SD10 レンズ 18-50mm F2.8 EX DC

矢筈山(やはずやま)標高1,849mは徳島県東祖谷村と徳島県つるぎ町の境界に位置しており祖谷川を挟んで南側の剣山系の山々と対峙しています。山頂が双耳峰になっていて遠くから見るとその形が弓の矢筈(弓の弦をかける部分)に似ていることから矢筈山という名前がついたものと思われます。また、山頂の西の肩には中央が窪んだ巨石「矢筈岩」が鎮座しています。
10月23日に登山したのですが、濃霧と雪まじりのあられのため途中撤退したため1週間後に再挑戦しました。
行 程 所要時間
落合峠登山口 10:41 2時間35分
矢筈山頂 13:16
下山開始 15:18 2時間18分
落合峠帰着 17:36

標高、緯度、経度
落合峠 1,520m N33”55’05.00” E133”56’58.32”
矢筈山頂 1,849m N33”55’30.00” E133”58’29.50”


カシミール3Dによる登山ルートの展望図です。


「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)
及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第172号)」

GARMINのGPS eTrex VISTA-C によるトラックログを地図上に表示しています。



GARMINのGPS eTrex VISTA-C によるトラックログをグラフにしました。


国道192号三加茂町で深渕の案内板を目印にして県道44号に入り深淵方面へ。桟敷峠を越え松尾ダムを過ぎて登り坂に入ると道は1km程のダートに。(*現在は全線舗装されています。)
前日の雨の後のため道はぬかるんでいてタイヤはスリップし車体底をこすりながらも何とか落合峠に到着。



深淵から落合峠までは紅葉の真っ盛り。
途中、何度も道端に駐車して素晴らしい紅葉を楽しみました。


この付近には手付かずの自然が残されていて絵はがきのような素晴らしい風景が広がっています。


落合峠の駐車場に到着しました。すでに12〜3台の車が駐車しています。 矢筈山へ向けて登山開始です。



落合峠は標高が1500mを越えている場所にあるため最初から笹原を進みます。 10分程で最初のピークに到着しました。



前方に矢筈山が見えてきました。


0.5Km地点を通過 この付近も素晴らしい紅葉が目を楽しませてくれます。



道は樹林帯に変わりました。 昨夜の雨のため、ぬかるんだ急坂にさしかかりました。ロープの助けを借りて登ります。



サガリハゲ山への分岐地点に到着しました。矢筈山は左に進路をとります。 サガリハゲ山分岐からは藪笹のトラバース道になります。道幅は狭く、ぬかるんでいて急勾配のトラバース道のため何度も転びそうになりながら慎重に進みます。濡れた笹を踏めばすべるし、笹に引っかかって足をとられるし・・・ロープのある急坂からこの付近が一番苦しいところです。



藪笹のトラバース道を抜けると細い尾根道に変わりました。 矢筈岩に到着しました。山頂はもうすぐです。


快晴の矢筈山頂に到着です。


矢筈山頂上から南方向の眺め。
塔の丸の向こうに剣山、次郎笈が見えています。
山麓は標高1200m〜1600m付近が錦色に紅葉しています。


南西方向の眺め。(逆光のためシルエットになっています。)


標高1600m付近まで下りてきました。南側に見えるサガリハゲ山腹が夕日に照らされて茜色に輝いています。 夕日に照らされて紅葉の赤がより鮮やかに見えます。



烏帽子山の向こうに太陽が沈みます。


幻想的な光景です。
素晴らしい日没ショーを楽しんだ後、うす暗くなった笹原を落合峠に向かって下山しました。
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