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登山アルバム

(徳島県 剣山 2006.1.28)

使用カメラ SIGMA SD10 レンズ 18-50mm F2.8 EX DC

剣山(つるぎさん)標高1,955mは四国山地東部の主峰です。雲海を見下ろす頂上からの景色は絶景で、晴れた日には北に鳥取県の大山や瀬戸内海、南に太平洋が望まれ四国アルプスの醍醐味を極めることができます。
4月中旬から11月まで登山リフトが運行されていて超お手軽な山になりましたが、さすがに厳冬期は標高1,955m−西日本第二の高峰の面目躍如、それなりの装備と心構えがないと登れません。 でも、厳冬期の剣山の素晴らしさは特筆もの。

12月の記録的な大雪のため登山口の見ノ越までのアクセス道路の全面通行止めが続いていた剣山ですが、このところの暖かさで除雪が進み通行可能になったため素晴らしい霧氷や山頂からの展望を楽しみに登りました。
行   程 所要時間
見ノ越 9:24 2時間25分
西島神社 10:47
刀掛の松 11:13
剣山山頂 11:49
下山開始 14:12 1時間59分
見ノ越帰着 16:11

標高、緯度、経度
見ノ越 1,396m N33”51’59.61” E134”05’20.53”
剣山山頂 1,955m N33”51’13.00” E134”05’39.40”



カシミール3Dによる登山ルートの展望図です。


「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)
及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第172号)」


GARMINのGPS eTrex VISTA-C によるトラックログを地図上に表示しています。


GARMINのGPS eTrex VISTA-C によるトラックログをグラフにしました。
総歩行距離5.745Km 累積標高差+667m −667m 
所要時間6時間47分(昼食、休憩を含む)



<<アクセス>>
つるぎ町貞光から国道438号に入り「剣山」の標識を目印に一路見ノ越方面へ。
このところの暖かさで雪解けが進み、手打ちうどんの店を過ぎる所までは積雪は見あたりません。
第2ヘアピンを過ぎるころから路面が雪に覆われてきましたがスキー場まではきれいに圧雪されています。
スキー場を過ぎると除雪後の降雪のため轍が盛り上がってきましたが車高が高い4WD車のため問題なく夫婦池へ。
夫婦池から見ノ越までの日当たりがいい場所では雪解けが進み路面が見えているところも一部あり無事見ノ越に到着しました。
夫婦池から見ノ越までの道路山側には側溝が設置されていますが雪に覆われて見えなくなっているため脱輪に注意が必要です。


見ノ越に到着しました。
12月中旬には3mを超える積雪に埋もれていた見ノ越もこのところの暖かさで雪解け&除雪が進み、今はリフト乗り場まで車で進入が可能です。
駐車場には愛媛ナンバーの車が1台駐車中で、奥の屋根付き駐車場では香川ナンバーの3人が登山準備をしています。

愛車RAV4を愛媛ナンバーの車の横に駐車して登山準備をします。

(土曜日ですがこの日の剣山登山者は車3台計7人でした。)


民宿街を抜けて登山口に進みます。路面は凍結しているので滑らないように慎重に歩きます。

12月の多い時には1階の屋根まで積雪があったそうです。


剣神社横の登山道を進みます。
クマに注意の看板があります。


登山リフト下のトンネルです。
天気予報ではお天気は回復するとのことですが、まだ厚い雲に覆われていて寒いです。
(見ノ越の気温は氷点下11℃でした。)


凍ったトラバース道をスノーシューで進みます。
使用したデナリライトニングアッセントは縦方向にしっかりしたエッジがあって山側にエッジをたてるとしっかり雪をグリップしてかなり急なトラバースでも難なく歩けます。
先行者2名の踏み跡があってルートを外すこともなくて楽ちんです。

この踏み跡はのんびり山歩さんでした。ありがとうございます!

(雪山は後から登るのに限ります。)


周りの木々に霧氷がつ付き始めました。


雲の切れ間から青空が見えました。
快晴の山頂を期待して登ります。


霧氷がだんだん成長して大きくなってきました。



西島野営場に到着しました。
前方には登山リフト西島駅の青い屋根が見えています。


登山リフト西島駅に到着しました。
リフトの建物の中にも雪が降り込んでいます。


夏道の尾根コースはリフトを降りて左側の石段を進むのですが、冬道は右に少し進んでから尾根に出ます。



刀掛の松に到着しました。休憩用のベンチは雪に覆われて見えません。


霧氷に覆われた林の中を進みます。


だんだん青空の面積が大きくなってきました。


西島駅から600m進んだ見晴らしのいい尾根で小休止します。
しばらくすると香川の3人も到着して一緒に景色を楽しみます。


素晴らしい霧氷の景色です。


ガスが晴れて前方に山頂が見え始めました。


素晴らしい雲海と霧氷!剣山ならではの風景です。


霧氷と青空のコントラストがきれいです。


雲海荘に到着しました。
屋根にはご主人の新居さんにお願いして私たちが設置した430MHzと1.2GHzのデジタル無線中継用のアンテナが建っています。


快晴の山頂広場「平家の馬場」に到着しました。


木道を山頂へ進みます。
↑手摺りに付いた霧氷


山頂に到着しました。
風が強くて寒いので防寒服を着込みます。


南方向は端正な山姿の次郎笈が迫ってきます。


次郎笈のズームアップです。雪崩の跡が見えます。


剣山から次郎笈を経由して三嶺に至る縦走路がクッキリと見えます。


祖谷渓谷をはさんで三嶺と塔の丸が展望できます。


山頂は風が強くて寒いため旧測候所建物横で豪華な昼食の調理をします。


詳しい食事の内容は

 → こちら


冬期休業中の「剣山山頂ヒュッテ」


頂上ヒュッテ前からは丸笹山〜赤帽子山が見えています。



雪が適度に締まっていて歩きやすいため好んで踏み跡がないところを
”スノーシューセード”&”シリセード”で楽しく下ります。

あっという間に刀掛の松まで降りてきました。


剣山名物の白骨林と塔の丸


快晴に恵まれた素晴らしい厳冬期の剣山でした。
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