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登山アルバム

(徳島県 高丸山 2006.2.12)

使用カメラ SIGMA SD10 レンズ 18-50mm F2.8 EX DC

高丸山 (たかまるやま)1,438mは徳島県のほぼ中央にあって勝浦川源流域に位置しており西の高城山、北の雲早山とあわせて勝浦三山と称せられその山容は風格があります。
この付近は全国でも有数の多雨地帯で標高のわりには冬の積雪量が多いことでも知られています。
特に北斜面の雪の多さは驚く程で美しい樹氷と共に登山者を虜にする魅力があります。
行   程 所要時間
駐車地点(千年の森) 11:13 1時間19分
山 頂 12:32
下山開始 14:10 1時間28分
駐車地点帰着 15:38

標高、緯度、経度
駐車地点(千年の森) 1,044m N33”52’55.02” E134”19'54.03”
高丸山 1,438m N33”53’01.33” E134”19’40.40”



カシミール3Dによる登山ルートの展望図です。


「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第172号)」

GARMINのGPS eTrex VISTA-C によるトラックログを地図上に表示しています。


GARMINのGPS eTrex VISTA-C によるトラックログをグラフにしました。
総歩行距離4.237Km 累積標高差+517m −517m 
所要時間4時間24分(昼食、休憩を含む)



<<アクセス>>
国道55号を徳島市から南へ。徳島市と小松島市の境界付近を流れる勝浦川右岸を上勝町方面へ進みます。
上勝町役場を過ぎてさらに西に進んだところにある「千年の森」の案内板に沿って右折し、林道を進むと高丸山登山口のある千年の森に着きます。
途中の電光掲示板には「積雪のため県道16号八重地以西全面通行止め」の表示がありましたが「千年の森」までは県道、林道ともに路面はきれいに除雪、圧雪されていました。


千年の森に到着しました。
家を出発した時はいいお天気だったのですが曇ってきました。
駐車場は日当たりが良くて雪はほとんどとけています。
徳島ナンバーの車1台が駐車中です。
きちんと整備されていて30台程が駐車可能、エコトイレもありますが冬場は凍結のため使用禁止です。
冬場も使える普通のトイレが登山口北側にあります。


千年の森駐車場の西側に高丸山登山口があります。


先行者2名の踏み跡がありラッキーです。


水場に到着しました。
ここで高丸山荘前を通って北斜面を登るルートと三つ尾の峠を経由して南斜面を登るルートの二つに分かれます。
今回は南斜面から登って北斜面を下るコースをとるため左側の登山道に進みます。
高丸山頂まで1,100mの表示があります。


三つ尾の峠に到着しました。
ここには白樺が植林されています。
頂上まではあと800mです。


両側に笹が出てきました。
風が強くて寒いです。


急坂を登りきると頂上が見えてきました。
登り始めは薄日が差していたのですが頂上に近づくにつれて雪が強く降り始めました。


高丸山山頂です。
ここは四方に360度開けていて展望が楽しめますが吹雪いているためどこも見えません。

気温ー10℃、猛烈な吹雪の中ですが頑張って温かい食事を作ります。
詳しい食事内容は

   → こちら    

ゆっくり食事したあと北斜面を下山します。
南斜面とは様相が激変して、ここからが厳冬期の高丸山の本来の姿です。

細い尾根道を下りますが猛烈な風によって雪が吹き上げられて雪庇ができています。
雪質はふわふわでクッションがあって気持ちがいいです。


巨大な雪庇が出来ているので上に乗らないよう慎重に進みます。



高丸山北斜面には四国の山とは思えないような素晴らしい風景が広がっています。


尾根を慎重に下ります。



急斜面を下ります。
新雪の感触が気持ちいいです。


積雪はかなり深いです。


尾根が狭くて雪庇が発達しているので特に慎重に下ります。


風の通り道には霧氷が付いてとてもきれいです。


頂上から北斜面を700m程降りてきて「旗立て」に着きました。


道はなだらかになってきました。


冬季休業中の高丸山荘に到着しました。


高丸山荘前には広場が整備されています。


高丸山荘前で休憩しているとお天気が急速に回復してきて日光が差し始めました。
雪面がキラキラと輝いてきれいです。


吹雪いていたため頂上からの展望はありませんでしたが、ふわふわの新雪と素晴らしい霧氷を堪能できました。
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