Club mark_two

登山アルバム

(徳島県 西三子山 2006.4.1)

使用カメラ SIGMA SD10 レンズ 18-50mm F2.8 EX DC

西三子山 (にしみねやま)1,349mは徳島県のほぼ中央にあって勝浦川源流域に位置しており3月中旬から4月にかけて黄金色の花を付ける福寿草の大群生地がある山として有名です。
登山口から30分程急坂を登った後、落葉した雑木林の明るい尾根の保線道をのんびり歩き最後に尾根道を登ります。
3月末の寒波で山頂付近にはかなりの積雪があるためか福寿草のベストシーズンの土曜日でしたが登山者は2名だけの静かな山歩きでした。
行   程 所要時間
登山口(県道16号横) 10:21 2時間19分
山 頂 12:40
下山開始 15:16 1時間33分
駐車地点帰着 16:49

標高、緯度、経度
登山口(県道16号横) 846m N33”52’11.35” E134”19'14.61”
西三子山 1,349m N33”52’02.21” E134”17’58.37”


カシミール3Dによる登山ルートの展望図です。


「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第172号)」

GARMINのGPS eTrex VISTA-C によるトラックログを地図上に表示しています。


GARMINのGPS eTrex VISTA-C によるトラックログをグラフにしました。
総歩行距離8.297Km 累積標高差+1,010m −1,010m 
所要時間6時間27分(昼食、休憩を含む)



<<アクセス>>
国道55号を徳島市から南へ。
徳島市と小松島市の境界付近を流れる勝浦川右岸に沿って県道16号を上勝町方面へ進みます。
上勝町役場を過ぎてさらに西に進み八重地トンネルを抜けて1.8Km程進み橋を渡ったところの右側に西三子山登山口があります。

登山口の標識は小さくて分かりにくいので通り過ぎないように注意が必要です。


県道16号八重地トンネルを抜けて1.8Km程進んだところにある小さな沢の西側にある西三子山登山口に到着しました。

県道の左側に5〜6台の駐車スペースがありますのでマークUを駐車して登山準備を整えます。


登山口の様子。

案内板は小さいので車で走っていると見落とすかも知れません。
      ↓


沢に沿って急坂を登ります。


少し進むと雪が出てきました。


急坂を登りきると平坦な道に変わりました。

ここには大正から昭和初期にかけて八重地土工森林組合のトロッコ軌道が敷かれており、炭焼き用のツガやモミの木の搬出を行っていたのですが線路は戦時中の鉄材供出で全部外されたそうです。


現在は送電線の巡視路を兼ねた西三子山の登山道になっています。


鉄橋を渡ります。
自然林に囲まれた気持ちのいい登山コースです。   


前方に西三子山が見え始めました。


コルに出ました。
周りは広く開けています。


西三子山頂と鉄塔への分岐点に到着しました。
90番鉄塔付近にも福寿草の群生地がありますが今回は山頂付近の福寿草を見るため左側に進路をとることにします。


左側に進みます。


馬酔木の花が満開です。

さすがに日当たりがいい場所は積雪がありません。


標高1,100m付近から雪が深くなってきました。

三月になって一度雪が溶けたのですが2日程前の寒波で新雪が20〜30pほど積もっています。


山頂への分岐の案内板です!


高度が上がるのにつれて増々積雪量が増えてきました。
先行者の踏み跡を利用して登ります。


山頂近くの日当たりが良くて積雪が少ない場所には待望の福寿草が雪割りで咲いています。


山頂手前には大きな雪の吹きだまりができてるので乗り越えて進みます。


西三子山頂に到着しました。

福寿草の季節なので数多くの登山者を予想していましたが思いがけない春の大雪のためかこの日の登山者はTORU'sMOUNTAINARUBUMのTORUさんご夫妻だけの静かな山頂でした。踏み跡を利用させていただきありがとうございます。


静かな山頂で豪華な食事を作ることにします。

詳しい内容は

 → こちら


頂上直下の大群生地に咲く福寿草を見るために尾根道を西に進みます。


尾根道は雪が吹き飛ばされていて積雪量は多くありません。

雪の下をよく見ると福寿草が沢山ありますがまだ蕾が硬い状態です。

さらに尾根を進みます。


20分程で福寿草の大群生地に到着しました。



西三子山の福寿草は花が大きいことで有名です。
群生地も広大で素晴らしい福寿草のお花畑が足の踏み場もないくらい広がっています。
花を傷めないように遠くからそっと眺めて静かに立ち去りたいものです。

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