Club mark_two

登山アルバム

(徳島県/高知県 三嶺 2005.4.29)

使用カメラ SIGMA SD10 レンズ 18-50mm F2.8 EX DC、ASPHERICAL 15-30mm

 三嶺(みうね) 標高1,893mは、徳島県三好郡東祖谷山村と高知県香美郡物部村に位置しています。全国的な知名度では石鎚山や剣山に劣りますが、四国の山々が次々と開発伐採され、観光道路や林道が山の稜線近くまで延ばされた中で、三嶺は登山者や自然愛好者の努力で開発から免れ、今では四国で最も自然が残された山とされています。そのため、四国の山屋の間では常に人気No.1の山として愛され、四季を通じてたくさんの登山家で賑わっています。
 山頂周辺はミヤマクマザサに覆われていて、コメツツジの群落が広がりイブキトラノオ、タカネオトギリソウ、シコクフウロ、などの高山植物が花期には咲き乱れます。ミヤマクマザサとコメツツジの大規模群落は、国指定の天然記念物になっています。
 徳島県側からの登山口は東祖谷山村の名頃と菅生にあります。剣山や天狗塚から縦走路を歩くルートもあります。
 ゴールデンウイークの初日に、三嶺林道の途中にある平尾谷川登山口から三嶺に登ることにしました。
(現在は三嶺林道への一般車両の乗り入れが禁止されています。)

行程 所要時間
平尾谷川登山口 08:28 3時間34分
ダケモミの丘 09:54
山頂 12:02
下山開始 14:55 1時間41分
登山口帰着 16:36

標高、緯度、経度
登山口 1,102m N33”50’44.57” E134”00’36.47”
山頂 1,893m N33”50’22.00” E133”59’15.50”


カシミール3Dによる登山ルートの展望図です。


「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)
及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第172号)」


GARMINのGPS eTrex VISTA-C によるトラックログを地図上に表示しています。
見越から国道438号線を租谷方面へ名頃から「三嶺登山口」の標識を目印に平尾谷に沿って三嶺林道を走ります。
三嶺林道は、昨年秋の台風による崩落のため通行止めが続いていましたが、ゴールデンウイーク直前に
仮復旧されており路面はかなり荒れているものの林道終点の第2登山口まで通行が可能になっています。
(オーバーユース対策ということで現在は三嶺林道への一般車両の通行が禁止されています。)


GARMINのGPS eTrex VISTA-C によるトラックログをグラフにしました。


三嶺林道途中にある「平尾谷川名頃登山口」(下の登山口)に到着しました。すでに4台程駐車していますが空きスペースにマークUを駐車し登山支度を整えて出発します。ここからさらに林道を終点まで進むと第2登山口(上の登山口)があります。 平尾谷川登山口(下の登山口)にある案内。ここから平尾谷川に沿って急坂を登ります。


木の根とクマザサの間の急坂を登ります。 この日は4月としては観測史上2番目の最高気温だったそうで額から汗が吹き出てきます。休憩時ふと空を見上げればぶなのかわいい新緑が朝日に輝いてとてもきれいです。


三嶺林道終点からの登山道(上の登山口)との合流地点に到着しました。
あまりの暑さに、上の登山口まで車で来れば良かったかな!と少し考えました。


登山道は広くなりましたが相変わらず急坂です。 四国笹が生い茂った標高1,600m地点に到着しました。前方に山頂の大岩が見え始めました。



ガレ場を慎重に登ります。 笹原の間の階段を登ります。



笹原と岩場のコントラストがきれいです。



三嶺池に到着しました。雪が残っています。 真っ青な空と雪のコントラストがきれいです。



振り返ると三嶺避難小屋がきれいに見えます。


頂上の標識が見えてきました。


三嶺頂上(標高1,893m)に到着です。


左側は三嶺頂上の三角点。


頂上からの第パノラマを楽しみます。こちらは西熊山〜天狗岳〜牛の背方面。
素晴らしい縦走路です。

左から、塔の丸〜丸笹山〜剣山〜次郎笈〜丸石

こちらは、国見山〜寒峰〜矢筈山方面

山頂にだんだん人が増えてきました。
皆さんにうらやましがられながら
いつもの超豪華な食事をします。

下山前に三嶺ヒュッテに寄りました。改築されてきれいになっています。
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