Club mark_two

登山アルバム

(徳島県 雲早山 2005.5.8)

使用カメラ SIGMA SD10 レンズ 18-50mm F2.8 EX DC


 雲早山(くもそうやま) 標高1,495.9mは、徳島県那賀郡那賀町、名西郡神山町、勝浦郡上勝町の境界付近に位置しており高城山、高丸山と共に勝浦三山と呼ばれています。山頂に雨乞いの神である雲早神社が祀られているためか、付近一帯は全国でも有数の豪雨地帯となっています。登山口の看板にも「南風が吹くとすぐに雨になる・・・」と書いてあります。雨の恵みを受けて育つ植物の種類も豊富で、山全体が中部山渓県立自然公園に指定されています。北斜面は国有林で、ブナの原生林127haが風景林に指定されており、南斜面にもブナの樹林帯が広がっています。ブナの他にはウラジロガシ、イタヤカエデ、ミズナラ、ヒメシャラ、ヒノキなどが自生していて頂上には珍しいタマカラマツがあります。草花では、ヒメテンナンショウ、フクジュソウ、アサマリンドウ、タカネオトギリ、ヤマブキソウ、そしてトリカブトの群生やカタクリなども見られます。南の沢谷では国の天然記念物であるタヌキノショクダイが自生しています。昭和56年北斜面を通過する剣山スーパー林道が建設され、雲早山周辺 は山と谷を結ぶ観光地となりました。登山道は雲早隧道を南に抜けすぐ東に道をとり、土須峠を経てコンクリート橋の横にありますが、肝心のスーパー林道へのアクセス道である国道R193が昨年の台風の被害を受けて崩落していまだに通行止めのため、神山町寄井から「剣山スーパー林道・雨乞の滝」の標識に従って入り野間林道からスーパー林道に抜けるコースを通って登山口へ出ます。
  
行程 所要時間
登山口 13:00 1時間23分
尾根のコル 14:19
雲早山頂 14:23
下山開始 14:24 2時間40分
登山口帰着 17:04

標高、緯度、経度
登山口 1,102m N33”54’43.58” E134”17’22.11”
山頂 1,496m N33”54’09.00” E134”17’51.00”


カシミール3Dによる登山ルートの展望図です。


「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)
及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第172号)」


GARMINのGPS eTrex VISTA-C によるトラックログを地図上に表示しています。


GARMINのGPS eTrex VISTA-C によるトラックログをグラフにしました。



雲早山登山口は剣山スーパー林道沿いにあります。剣山スーパー林道につながる国道193号は「岳人の森」南側で道路が崩落して全面通行止めのため、神山町役場西側から林道に入ります。剣山スーパー林道に出たら右折して雲早山登山口を目指します。

天気予報では高気圧に覆われて晴れマーク一色でしたが、いつの間にか曇っています。
雲早山周辺は全国でも有数の多雨地帯のせいでしょうか。
出発前、1台の車がマークUの横に駐車。登山服姿で降りてきた人の顔を見てビックリ!
何と10年近く会っていなかった友人です。聞けば昨年から登山を始めてその面白さ、奥深さの虜になっているとのこと。
今日は、偶然出会ったこの友人と楽しく雲早山に登ることにしました。


剣山スーパー林道脇にある登山口の様子。
「雲早山に雲がかかれば雨になる・・・」と書いてあります。


ブナ林のやさしい新緑がきれいです。
登山道は要所に赤いテープや標識が整備されています。



急坂を登りきると尾根のコルに出ます。右に進むと15分で雲早山頂上。左に進むと約4時間で高丸山頂です。
今回は先に右の雲早山方面に進みます。


なだらかな尾根道を進むとあと少しで山頂です。 頂上付近はミツバツツジが満開でいい香りがしていてとてもきれいです。


雲早山頂に到着しました。
頂上には先に到着された方がいて、
食事をしながら楽しい山の話や
アウトドアの話で盛り上がりました。ありがとうございます。

(この方とは不思議な縁があって1ヶ月後に再度雲早山頂でお会いしました。)


山頂からの眺めです。左側が高丸山


こちらは高城山〜剣山方面。


友人は先に高丸山に向けて出発したので分岐点まで戻ってから高丸山に向けて後を追いかけることにします。この付近にはカタクリの群生が見られます。
しばらくしてから、先に高丸山へ向かった友人が戻ってきました。高丸山のすぐ近くまで行ったけれど、高丸山の手前で尾根道が極端に狭くなっているところがあって今の時間では暗くなるため高丸山へ到着するのは危険とのこと。
次回は朝早い時間に出発して再度挑戦することにしました。
標高が下がると霧も晴れてきました。道中、友人と楽しい昔話をしながら無事下山しました。
この友人は山歩きbyあとみっくというHPを立ち上げられました。脅威の山登りパワーです。
SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送