登山アルバム

（徳島県　高の瀬　２００５．１１．１２）

使用カメラ　ＳＩＧＭＡ　ＳＤ１０　レンズ 18-50mm F2.8 EX DC

カシミール３Ｄによる登山ルートの展望図です。

ＧＡＲＭＩＮのＧＰＳ　eTrex VISTA-C によるトラックログを地図上に表示しています。

ＧＡＲＭＩＮのＧＰＳ　eTrex VISTA-C によるトラックログをグラフにしました。 国道１９２号から、つるぎ町貞光で国道438号に入り見の越へ。 見の越からは国道439号を西に進むと20分程で奥祖谷かずら橋に到着します。

奥祖谷かずら橋に到着しました。 祖谷には西祖谷山村にもうひとつかずら橋があってこちらの方が有名ですが、今回の登山口でもある東祖谷山村の奥祖谷かずら橋の方も素朴でいいものです。 かずら橋の入場料一人500円を支払います。以前は登山者のかずら橋通行は無料だったのですが昨年からは他の観光客と同じように500円の入場料が必要になっています。 安全な場所に駐車できますし普段からトイレを使わせていただいたりしてお世話になっているので気持ちよく支払います。 紅葉まっさかりのかずら橋への道を進みます。 かずら橋たもとにある説明板。 奥租谷かずら橋につきました。 ここは、隣にコンクリートの永久橋がなくここを渡らなければ対岸の登山口に行けません。 （もう一つの西租谷のかずら橋には並行してコンクリートの橋が架かっていて車が通行しています。） 橋の隙間からは下の渓谷が遥か下に見えます。「ゆらりゆらり」と揺れる橋をゆっくり渡ります。 重いリュックを背負っているのでかなりスリルがあります登山道は橋を渡ったところのすぐ右側にあります。 丸石の表示がある看板に沿って進みます。 登山道は要所に看板や赤いテープが整備されていて分かり易いです。 道幅は狭く、右側は崩れやすい路肩、左手からは笹が顔まで覆い被さってきて歩きにくいです。 少し広い場所に到着しました。紅葉を眺めながら小休止します。 広場を抜けたところに標識があります。 ここは1993年に徳島香川両県で開かれた東四国国体の山岳競技コースとして整備されたそうです。 当時架けられた立派な国体橋を渡ります。 ここを過ぎると、丸石谷川と離れて登山道はジグザグに急坂を稜線まで登ります。 落葉した明るいブナ林の中をジグザグに登って高度を上げて行きます。 左側には丸石のピークが見え始めました。 奥租谷かずら橋から２．４Ｋｍ進んだところで剣山〜三嶺の縦走路である尾根に出ました。 剣山まで４．６Ｋｍ。三嶺まで８Ｋｍと書いてあります。 尾根道を西に進みます。 少しだけ縦走気分を味わいます。 高の瀬避難小屋。 周囲の壁はコンクリートブロック造りでまだしっかりしていますが屋根が朽ち落ちていてとても使える状態ではありません。 小屋の向こうに高の瀬のピークが見えています。 伊勢の岩屋（水場＆トラバース道）と高の瀬頂上への分岐に到着しました。 今までの快適な尾根道と違って、どちらのコースを選んでも石立分岐まではブッシュが多くて険しい道になります。（どちらかと言えば高の瀬頂上経由の方が少し歩きやすいようです。） 伊勢の岩屋は一枚の大きな石灰石で出来ていてその昔この縦走路を一人で開いた「伊勢の安蔵」が泊まっていたところと伝えられています。 伊勢の岩屋分岐からはかなりの悪路でしたが赤いテープもしっかりあり２５分程で高の瀬山頂の三角点に到着しました。 以前はここに私製山頂標識が立っていましたが風雨にさらされ朽ち果てたのか見当たりません。 高の瀬山頂から見た新九郎山方面 山頂から見た石立山