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登山アルバム

(徳島県 いやしの温泉郷からの三嶺(みうね) 2006.3.26)

使用カメラ SIGMA SD10 レンズ 18-50mm F2.8 EX DC

 北西尾根から三嶺に登った翌日の3月26日、いやしの温泉郷(旧青少年旅行村)から三嶺への登山道を途中まで登りました。(この登山道は利用者が少ないため廃道にするとの話が出ているそうです!)
ここには以前東祖谷山村によって登山ロープウエイが計画されましたが自然保護団体等の反対で取りやめになった経緯があります。その後、標高1,300m付近に計画された「高山植物園」への周遊用としてモノレールが計画されています。モノレールの設置には賛否様々な意見がありますが、
「祖谷のかずら橋」や「温泉ホテル」等があり大勢の観光客で賑わう西祖谷に比べて極端に観光客が少なくて過疎が進む東祖谷の事情が痛いほど分かることもあって複雑な気持ちでこの論争を見つめています。
行 程 所要時間
いやしの温泉郷 10:39 2時間18分
モノレール中間駅 11:55
標高1488m地点 12:57
下山開始 13:31 1時間37分
登山口帰着 15:08

標高、緯度、経度
登山口 788m N33”52’08.76” E133”58’47.82”
1,488m地点 1,488m N33”51’07.34” E133”59’20.99”


カシミール3Dによる登山ルートの展望図です。


「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第172号)」

GARMINのGPS eTrex VISTA-C によるトラックログを地図上に表示しています。


GARMINのGPS eTrex VISTA-C によるトラックログをグラフにしました。
総歩行距離7.687Km 累積標高差+788m −788m 
所要時間4時間28分(昼食、休憩を含む)


<<アクセス>>
国道32号大歩危から国道439号に入り、東祖谷山の菅生でいやしの温泉郷の案内板に沿って南へ進みます。


いやしの温泉郷に着きました。三嶺登山口は駐車場のすぐ南側にあります。

立派な施設でお湯の質も抜群にいいのですが、ここも開設以来3年続きの赤字で存続が危ぶまれているそうです。


いやしの温泉郷南側の道路沿いにミニかずら橋があります。ここを目印に南に入ったところが三嶺登山口です。


ミニかずら橋を左に見て舗装路から南側の道路に進みます。


50m程進むと広場に出ます。この場所は、この奥に住む住民の方のための駐車場ですから車を駐車する場合には邪魔にならないようにします。



広場の奥に登山口の標識があります。
       ↓


杉林に沿って進みます。


立派な造りの最終民家です。


登山道に差し掛かりました。
ここまでくればひと安心。
これ以後はほぼ1本道なので迷う心配はないと思います。


登山口付近には広い範囲で福寿草の群生が見られます。


明るい雑木林を進みます。


工事中のモノレール軌道の下を横切ります。


しゃくなげなどの植生が見られます。


モノレール軌道に沿って登ります。


気持ちのいい尾根道を登ります。


モノレール中間駅に到着しました。


2人乗りの台車を何台か連結して運転するようです。


モノレール中間駅からは、杉の人工林の中をひたすら登ります。
(ここからの人工林地帯はかなり長いです。)

杉林の中に赤いビニール紐が通されていてモノレール軌道の延伸が行われるようです。


三嶺自然休養林の看板です。
この付近には少し自然林が見られますがすぐに杉の人工林になります。


営林小屋跡です。風呂等もあり営林小屋としてはかなりの規模だったことが想像できます。


ずっと杉の人工林地帯が続きます。


チェーンソーで山仕事をしている音が響いています。


標高1400m付近から雪がでてきました。
気温が低いため雪面は固くクラストしていてアイゼンがないと滑って危険なためこれ以上進むのは難しそうです。


2日続けての三嶺登山だったので無理をせずにこの先の1,488m地点までで引き返すことにします。
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