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登山アルバム

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(徳島県 落禿〜前烏帽子山〜烏帽子山 2005.11.26)

使用カメラ SIGMA SD10 レンズ 18-50mm F2.8 EX DC

烏帽子山(えぼしやま)標高1,670mは、徳島県東祖谷山村と西祖谷村の境界に位置する峰で、その山容が烏帽子に似ていることから名付けられたものと思われます。
登山口は県道44号線沿いの深渕集会所やその先の営林小屋跡にあります。前烏帽子山から尾根伝いに縦走するコースもあり、今回は落合峠〜落禿〜前烏帽子山〜烏帽子山〜落合峠と落合峠を起点に冬枯れの三座を周回することにします。
行   程 所要時間
落合峠登山口 10:44 31分
落禿山頂着 11:15
落禿出発 11:17 50分
前烏帽子山頂 12:07
前烏帽子出発 12:16 49分
烏帽子山頂 13:05
烏帽子山出発 15:16 2時間41分
営林小屋登山口分岐 16:25
落合峠帰着 18:06

標高、緯度、経度
落合峠 1,520m N33”55’06.38” E133”56’50.85”
落禿山頂 1,683m N33”54’54.11” E133”56’15.67”
前烏帽子山頂 1,666m N33”55’06.87” E133”55’35.56”
烏帽子山頂 1,670m N33”55’28.28” E133”55’47.03”


カシミール3Dによる登山ルートの展望図です。


「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第172号)」
GARMINのGPS eTrex VISTA-C によるトラックログを地図上に表示しています。


GARMINのGPS eTrex VISTA-C によるトラックログをグラフにしました。
総歩行距離8.434Km 累積標高差+924m −924m 
所要時間7時間27分(昼食、のんびり昼寝を含む)

国道192号三加茂町で深渕の案内板を目印に県道44号に入り深渕方面へ。
桟敷峠を越え松尾ダムを過ぎて登り坂に入ると道は1km程のダートに。
ここで道路舗装工事のための時間通行止めに遭遇。のんびり待って落合峠に到着。

県道44号は1km程のダートがネックなのですが少しづつ舗装されていて走りやすくなってきました。


落合峠に到着しました。ここには矢筈山、サガリハゲ山、寒峰、落禿などの登山口があります。
5週連続の土曜日の落合峠ですが10月いっぱいは沢山の観光客や登山者で賑わった峠も冬枯れの季節になって車の数が減っています。峠にはトイレと舗装された立派な駐車場があり25台程が駐車可能です。道路脇に2台駐車していますが下の駐車場に車はありません。
登山口から5分程で分岐点に着きました。寒峰4.7Kmの標識に沿って進路を左にとります。前方には落禿が見えています。



落禿山頂に到着しました。
三角点だけのシンプルな山頂です。


落禿山頂から南方向の眺め。次郎笈も見えています。


落禿山頂から西方向の眺め。
前烏帽子山〜寒峰へ続く稜線がきれいに見えています。


北方向には次の目的地 前烏帽子山が見えます。


こちらは北東方向。
前烏帽子山から続く稜線の先に独自の形をした烏帽子山が見えます。


落禿から前烏帽子山に向かいます。
北斜面の鎖場には雪が残っています。
落禿と前烏帽子山のコル付近は深い藪に覆われていますが距離が短いため簡単にクリアできます。



前烏帽子山(標高1,660m)山頂に到着しました。



前烏帽子山山頂の案内標識。
寒峰まで3Km、烏帽子山まで1Kmと書いてあります。(烏帽子山までの1Kmは深い藪のため思った以上に時間がかかりました。)



烏帽子山に向けて出発します。烏帽子山は前方に見える尾根の向こう側に隠れています。 いきなり深い藪に入りました。ツツジの小枝が藪の間にはみ出して足に引っかかって歩きにくいです。




道は分かりにくいのですが迷わないように慎重に藪の中を進みます。 前方に木立の間から烏帽子山が見えてきました。



<烏帽子山山頂>

藪コギのあと急坂を登って烏帽子山頂に到着しました。


烏帽子山頂から南方向の眺め。


三嶺から牛の背までの稜線は逆光のためシルエットになっています。
烏帽子山頂での超豪華食事は → こちら

食事のあと誰もいない烏帽子山頂でのんびりと昼寝をしました。
気温は0℃近くて低いのですが風もなく日差しがあって暖かいです。


県道44号沿いの営林小屋跡への分岐地点。ここから深渕川に沿って落合峠まで標高差420mを一気に登ります。
「秋の日はつるべ落とし」出発が予定より遅くなったのが響いてあっという間に暗くなりヘッドランプを点灯して登山道を進みます。崩落跡、沢渡りなどがあって何度か踏み跡を見失いましたがGPSのナビゲート機能をフルに活用して無事落合峠に帰着しました。
すっかり暗くなった落合峠では金星が驚くほど明るく輝いていて天の川が雲のようにハッキリ見えていました。


落合峠を出発してから誰にも会わなかった冬枯れの静かな山行でした。
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