Club mark_two

登山アルバム

(徳島県 赤帽子山 2005.12.3)

使用カメラ SIGMA SD10 レンズ 18-50mm F2.8 EX DC

赤帽子山(あかぼうしやま)標高1,611mは、徳島県つるぎ町小屋平と一宇の間に位置する峰で、登山口は中尾山高原グラススキー場と丸笹山の登山口でもある夫婦池にあります。尾根伝いの丸笹山から赤帽子山への縦走路も一部笹が深い場所がありますがよく利用されています。
山頂には三角点が設置されていますが山頂を示す標識は三角点から150mくらい西側にあります。
山頂からは、南に一の森から剣山の雄大な稜線が広がり、西には三嶺〜矢筈山、そして塔の丸と360度の素晴らしい眺望が広がっています。
強い冬型の気圧配置になったこの日、中尾山高原から赤帽子山頂を目指します。
行   程 所要時間
中尾山高原登山口 10:49 2時間19分
天望台 11:47
赤帽子山頂 13:08
下山開始 15:16 1時間51分
中尾山高原帰着 16:59

標高、緯度、経度
中尾山高原 1,069m N33”53’58.06” E134”08’18.48”
赤帽子山頂 1,611m N33”52’57.60” E134”06’42.79”



カシミール3Dによる登山ルートの展望図です。


「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)
及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第172号)」

GARMINのGPS eTrex VISTA-C によるトラックログを地図上に表示しています。


GARMINのGPS eTrex VISTA-C によるトラックログをグラフにしました。
総歩行距離8.712Km 累積標高差+673m −673m 
所要時間6時間9分(超豪華昼食、のんびり昼寝を含む)


<<アクセス>>
国道192号美馬市穴吹から国道492号へ入り南へ。古宮で路肩工事の時間通行止めのために50分ほど時間待ちしました。
木屋平の川井から国道438号に入り西へ。途中、「中尾山高原」の看板を目印に右折して7Km程進むと赤帽子山の登山口中尾山高原に到着します。

つるぎ町貞光から国道438号を見の越まで走り剣山トンネルを抜けるコースや、吉野川市山川町から国道193号を南下、倉羅峠を越えてから国道438号を走るコースもあります。


中尾山高原に到着しました。
ここにはオートキャンプ場やグラススキー場、宿泊施設も整備されています。道路脇の駐車場にマークUを駐車して登山準備を整えます。
中尾山高原グラススキー場。
ゲレンデに向かって右側の道を登ります。



中尾山と赤帽子山への登山道。この側溝に沿って登ります。中尾山へは1時間、赤帽子山へは2時間半の標識があります。 最初は、杉林の中のきれいに整備された登山道を登ります。道幅も広く手軽なハイキングコースです。



湿原方面への分岐。赤帽子山へは天望台(中尾山)方向に進みます。(ここには赤帽子山方面の表示がなく間違って湿原方向へ進みやすいので注意!) 登山道脇にはアセビや石楠花の花畑が広がっています。



尾根に出て少し進むと天望台に到着します。
ここには「あずまや」が建っていますが、立ち木に阻まれて「天望台」という名前ほどの見通しはありません。
中尾山の南峰です。頂上三角点のある北峰は展望が悪いようなので今回はパス。そのまま尾根道を赤帽子山に向かって進みます。




細い尾根をコルに向かって下ります。冷たい風が吹き上げてきて寒いです。 見たことがないような太い「かずら」が木に巻きついているのが見られます。



気持ちのいいブナの原生林の中の尾根道を進みます。 樹林帯を抜けると急に展望が開けて前方に赤帽子山が見えてきます。笹の葉に2〜3cm雪が付いています。



ススキの間にモミの木が沢山あり雪をかぶって「クリスマスツリー」になっています。 登山道にも雪が増えてきました。周りの笹も雪を被っています。



赤帽子山頂上です。
風が強くてかなり寒いです。


頂上は360度の展望が開けていて徳島県を代表する山々が見渡せます。
南西には雪化粧した剣山〜一の森が迫っています。(逆光でシルエット状になっています。)

西側の展望。三嶺も雪化粧しています。


北西方向には寒峰や雪化粧した矢筈山が見えています。




南東方向には天神丸と平家平の端正な山姿が見えています。

山頂で景色を見てのんびり過ごしましたが季節風がさらに強くなり
日も落ちてきたので暗くならないうちに下山することにします。


(登山中誰にも会わなかった初冬の静かな山行です。)
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