Club mark_two

登山アルバム

(徳島県 ほら貝の滝~剣山~次郎笈 2009年10月12日)

使用カメラ SIGMA DP2


剣山スーパー林道沿いの「おおぼら橋」を起点に「ほら貝の滝」を経由して、徳島県を代表する名山である剣山(つるぎさん)標高1,955m、次郎笈(じろうぎゅう)標高1,929mの二座を周回します。
剣山への登山ルートは、見ノ越からのルートが一般的で、現在では大多数の登山者がここを利用して登山していますが、その昔栄えた富士の池から一ノ森を経由するルートや、奥槍戸から次郎笈を経由して登るルートなどがあります。
今回、登りに使う「ほら貝の滝」を経由する登山ルートは、崩落箇所が数多くあり上級者限定の厳しいルートですが、周囲には手つかずの大自然が広がっており、剣山や一ノ森の裾野の雄大さ、奥深さを知ることができるルートだと思います。
秋の三連休の最終日、紅葉を楽しみながら周回することにします。
行程 所要時間
おおぼら橋 7:23 1時間56分
ほら貝の滝 9:19
ほら貝の滝出発 10:07 1時間18分
剣山山頂 11:25
剣山山頂出発 12:07    1時間02分
次郎笈山頂 13:09
次郎笈出発 14:04 1時間24分
奥槍戸 14:56
おおぼら橋帰着 15:28
素晴らしい紅葉の写真を撮りながら、ゆっくり歩きました。

標高、緯度、経度
登山口 1,202m N33”49’53.48” E134”06’23.67”
剣山山頂 1,955m N33”51’13.00” E134”05’39.40”
次郎笈山頂 1,929m N33”50’23.80” E134”05’18.62”


カシミール3Dによる登山ルートの展望図です。


「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)
及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第172号)」

GARMINの GPSmap 60CSx によるトラックログを地図上に表示しています。


GARMINのGPS GPSmap 60CSx によるトラックログをカシミール3Dを使ってグラフ表示しました。
総歩行距離 15,735Km 累積標高差+1,762m -1,762m 
所要時間8時間4分(食事、休憩を含む)



  <<アクセス>>
国道192号徳島県吉野川市山川町で国道193号に入り土須峠へ。雲早トンネルを抜けたところから剣山スーパー林道に入りファガスの森方面へ。ファガスの森→徳島のへそ→高城山登山口を過ぎてしばらく走ると「おおぼら橋」に到着します。
また、那賀町の四季美谷温泉から県道235号木沢上那賀線を奥槍戸方面に進むルートもあります。


7:23 剣山スーパー林道と県道木沢上那賀線の交差点の広くなった場所に駐車して登山準備を整えます。 7:35 登山口は「おおぼら橋」北詰にあります。


最初は左岸のトラバース道を進みますが、しばらくすると渡渉があり、登山道は右岸に変わります。 <<注意>>
「おおぼら橋」から「ほら貝の滝」までの登山道は、長い間整備されていないようで、かなり崩落が進んでいます。 険しい斜面につけられた細いトラバース道は一歩間違えば、水量が多くて流れが速い谷底へ一気に滑落する危険があるため、足場を確保しながらバランスをとって慎重に進む必要があります。
この日、逆回りで歩いていた女性が滑落したようですが、2m程落ちただけで途中で止まり、幸い大事には至らなかったそうです。


9:19<<ほら貝の滝>>
落差約20mで剣山と一ノ森の間の深山にある滝。
名称の由来は、滝がほら貝のように見えるという説と、修験者が修行のため滝の周りでホラ貝を吹いていたという二説があるそうです。
4日前に四国沖を通過した台風18号の影響もあって水量は豊富で、轟音を響かせて流れ落ちていました。
ただ、残念なことに、周囲には2004年の水害で流されてきた大きな倒木が折り重なっており素晴らしい景観が損なわれています。


「ほら貝の滝」の標高1,350mから、「剣山」標高1955mまで、600mの標高差を一気に登ります。


紅葉が見頃を迎えていて、周囲の木々は錦色に染まっています。


標高が高くなると木々は低木になり、左側に次郎笈方面の視界が開けてきます。


一ノ森方面(右側)も錦絵のような景色が広がっています。


剣山測候所(解体工事中)が見えてきました。 11:25 剣山頂上(標高1955m)。
快晴の三連休、沢山の登山者で賑わっています。


次郎笈に向かいます。


次郎笈のトラバース道から見た剣山 こちらは、塔の丸方面


13:09 次郎笈の頂上にも沢山の人がいます。


14:04  次郎笈頂上(標高1929m)から奥槍戸方面へ下ります。



周囲には錦秋の風景が広がっています。


14:56
剣山トンネル横にある奥槍戸山の家横に下山
剣山スーパー林道を駐車場所まで歩きます。
途中まで歩いたところで大麻山で
お世話になっているSora隊員が乗った車に遭遇。
「おおぼら橋」まで車に乗せていただきました。
どうもありがとうございまいした。

SEO [PR] !uO z[y[WJ Cu