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登山アルバム

(奈良県 八経ヶ岳(大峰山系) 2009.8.14)

使用カメラ シグマSD10 レンズ 18-50mm F2.8 EX DC

八経ヶ岳(はちきょうがたけ)標高1,915mは奈良県吉野郡上北山村にあって、世界遺産「大峰山系」の中央部に位置しており、近畿地方の最高峰の山として有名です。また別名で「八剣山」「仏経ヶ岳」とも呼ばれるそうです。
山頂付近は、トウヒやシラベなどの原生林に覆われており、国の天然記念物「オオヤマレンゲ」の群生地がある山としても知られています。
お盆の休日、「行者還トンネル西口」からのんびり登ります。ここは、日本でも屋久島に次いで雨が多い山と言われている大峰山系の山で、登り始めから弥山までは霧雨の中でしたが、その後はお天気が回復して山頂では快晴になり、紀伊山地から太平洋まで望める素晴らしい景色が楽しめました。
行 程 所要時間
行者還トンネル西口 登山口 6:20 2時間50分
弥 山 9:10
弥山出発 9:36 24分
八経ヶ岳 10:00
下山開始 11:25 2時間30分
登山口帰着 13:55

標高、緯度、経度
登山口 1,111m N34”11’19.60” E135”56’13.47”
弥 山 1,895m N34”10’47.30” E135”54’33.80”
八経ヶ岳 1,915m N34”10’25.00” E135”54’27.00”


カシミール3Dによる登山ルートの展望図です。
(数値地図10mメッシュを使った結果、地形表現がよりリアルになりました。)


「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)
及び数値地図10mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第172号)」

GARMINのGPSmap 60CSx によるトラックログを地図上に表示しています。


GARMINの GPSmap 60CSx によるトラックログをカシミール3Dを使ってグラフ表示しました。
総歩行距離 12.162Km 累積標高差+1,313m −1,313m 
所要時間7時間52分(食事、休憩を含む)




  <<<アクセス>>>

東名阪天理インターから国道169号を進み橿原市を経て川上村へ、
大迫ダムを過ぎて、新伯母峰トンネルを抜け、しばらく走ったところから国道309号に入り行者還トンネルへ。
トンネル西口に駐車場と登山口があります。



6:00 行者還トンネル西口に到着しました。
お盆の休日、登山者の車が数多く駐車しています。
6:20 登山届けを入れるポストの横から登山開始です。


日本でも有数の多雨地帯のためか、大量の雨水に洗われて木の根が大きく露出しています。 先行の登山者に追いつきました。


登山道は、急傾斜の尾根を登っています。
霧雨に煙るブナやシラベの樹林帯の中は気温も低くて快適に歩けます。



7:11 大峰奥駈道出合
稜線にでました。ここからは傾斜が緩くなります。
大きな荷物を背負った大学生たち


大峯奥駈道の案内板 聖宝ノ宿跡
弘法大師の孫弟子「理源大師像」



9:10 弥山(みせん)に到着しました。


由緒正しい山小屋ようです。


弥山頂上の奥宮 弥山には利用料\100円の立派なトイレや
弥山小屋、避難所などが設置されています。


9:35 近畿地方の最高峰「八経ヶ岳」に向かって「弥山」を出発します。

立ち枯れのトウヒの向こうにピラミッド形の「八経ヶ岳」が見えます。
伊勢湾台風などの強風で根が切れて木々は立ち枯れとなり、
鹿の食害で若木が育たずに周囲の植生が一変したようです。



9:45 オオヤマレンゲの大群生地

鹿の食害から保護するために立派な
ゲート&フェンスで囲まれています。
オオヤマレンゲ

花は終わっていましたが
沢山の実ができていました。


10:00

近畿地方の最高峰
快晴の「八経ヶ岳」頂上。



南方向
紀伊山地の向こう側には遠く熊野灘が見えています。


東方向の雲海
中央部、ピンク色がかった部分は日本アルプスの山群でしょうか。

お盆の休日、ETC割引を利用して世界遺産の「大峰奥駈道」を歩き「八経ヶ岳」登山を楽しみました。
山頂では、20回目の登山の方が「こんな景色は見たことがない!」という程の展望に恵まれ
遙か遠くの紀伊山地の峰々や熊野灘までクッキリと見渡せました。
また、東方向には素晴らしい雲海も広がっていて予想以上の楽しい登山になりました。


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