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登山アルバム

(徳島県/香川県 箸蔵街道(2009.3.15)

使用カメラ SIGMA SD10 レンズ 18-50mm F2.8 EX DC


箸蔵街道(はしくらかいどう)は、かつて讃岐のこんぴらさんと阿波の箸蔵寺を結ぶ信仰の道として、また、阿波と讃岐を結ぶ物流の道として栄え、数多くの人が行き交った旧街道です。 途中の二軒茶屋からJR財田駅の南側までは、「四国のみち」としてハイキングコースが整備されています。
 本格的な春の訪れを思わせる快晴の日曜日にJR箸蔵駅から「箸蔵街道」を歩き、帰りはJR財田駅からJR土讃線の列車に乗り、秘境の駅として有名な「JR坪尻駅」を経由して箸蔵に戻ります。
行 程 所要時間
箸蔵ロープウエイ駐車場 9:30 6時間5分

(展望広場でJRの時間調整)
仁王門 10:02
箸蔵山 10:28
馬除集落跡 11:41
二軒茶屋 12:28
峠の石仏 13:53
展望広場 14:17
百丁石 15:22
JR財田駅 15:35

標高、緯度、経度
駐車地点(登山口) 160m N34”02’22.88” E133”50’39.42”
箸蔵山 633m N34”03’05.72” E133”50’31.37”
峠の石仏 759m N34”05’32.22” E133”49’19.38”

カシミール3Dによる登山ルートの展望図です。


「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び
数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第172号)」

GARMINの GPS map60Csx によるトラックログを地図上に表示しています。


GARMINの GPS map60Csx によるトラックログをグラフにしました。
総歩行距離14.778Km 累積標高差+1.291m −1.295m 
所要時間6時間6分(昼食、休憩を含む)


 <<アクセス>>
阿波池田から国道32号を高松方面に進みます。JR箸蔵駅の少し先の国道横に箸蔵山ロープウエイ乗り場があります。


9:30 箸蔵山ロープウエイ横の登山口に到着しました。 三好高校の実習農場


この付近、去年の秋は紅葉がきれいでした。 高灯篭


箸蔵ロープウエイ 野口雨情の句碑と仁王門


急傾斜の石段 護摩殿



本殿

箸蔵寺は天長五年(828年)に弘法大師によって開かれたと伝えられています。

本殿、護摩殿などの6棟が国指定の重要文化財となっています。


箸蔵街道の入り口は御影堂の左奥にあります。 箸蔵街道入口の案内標識



標高が上がるにつれて雪が出てきました。



ここから二軒茶屋までの6Km程の区間は林道としても使われているようです。
往来する軽トラックの深い轍がジルくぬかるんでいて歩くのに苦労します。




廃村となって久しい馬除集落 二軒茶屋


二軒茶屋から先は「四国のみち」として整備されています。
ここからは車の轍もなくなって気持ちのいい山道に変わりました。



峠の石仏
ここが街道中の最高標高地点です。
峠に建っている「峠の石地蔵狸」の看板


展望広場


馬酔木



財田駅の発車時刻に余裕があるのでのんびり歩きます。 箸蔵街道を説明した看板


百丁石
ここから箸蔵寺まで百丁(約11Km)であることを示しています。
街道の桜も咲き始めました。


JR土讃線 讃岐財田駅に着きました。
ここから出発地点の箸蔵駅まで列車で戻ります。



途中通過列車待ちをしたJR坪尻駅

発車までの間、運転手さんも車掌さんも私たち乗客もホームに降りてのんびりします。

ここは秘境駅として特に有名で、珍しい単式ホーム1面1線のスイッチバック式駅。
平均の利用客数は一日2人。
駅に通じる車道もなく、雑草以外は何もない駅前には「まむし注意」の看板が設置されています。


箸蔵街道として親しまれている13.9Kmの峠道は
豊かな自然、そして、茶屋や街道筋の集落跡や
多くの石仏群などがあって往時を偲ばせる峠道でした。

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