Club mark_two

登山アルバム

(徳島県 雲早山〜高丸山 ピストン 2008.5.17)

使用カメラ SIGMA SD10 レンズ 18-50mm F2.8 EX DC


雲早山(くもそうやま)1,496m高丸山 (たかまるやま)1,438mを結ぶ尾根を往復します。5月の中旬頃、尾根の周囲は数多くの花々に覆われ、尾根は素晴らしい花街道になります。
今回は、剣山スーパー林道沿いの雲早山登山口から雲早山の峠に出て尾根を高丸山まで歩き、高丸山からは雲早山を目指して同じ尾根を戻ります。
このコースは見た目以上にアップダウンがあり、往復の累計標高差は1,371mもあるため体力に自信がない方は、反対側の登山口に車をデポするか、この時期に開催される「四季美谷温泉」、「千年の森」、「ネイチャーロードサークル」などの登山ツアーに参加して花を楽しみながら片道をゆっくり歩くのがいいと思います。このコースは一般的な登山道ではなく、踏み跡が不明確な場所もあります。枝尾根が複雑に交差して迷いやすい場所などもあるため詳細な地形図と方位磁石は必携です。出来れば、GPSに正確なコースを入力して持参し安全な登山を楽しんでください。
行 程 所要時間
駐車地点(雲早山登山口) 8:35 4時間15分
(写真を撮りながらのんびり)
雲早山の峠 9:23
高丸山 12:50
高丸山 出発 14:00 2時間30分
雲早山 16:30
雲早山出発 16:32 42分
雲早山登山口帰着 17:14

標高、緯度、経度
駐車地点(雲早山登山口) 1,121m N33”54’43.58” E134”17’22.11”
高丸山 1,438m N33”53’01.33” E134”19’40.40”
雲早山 1,496m N33”54’09.00” E134”17’51.00”

カシミール3Dによる登山ルートの展望図です。


「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第172号)」
GARMINの GPS map60Csx によるトラックログを地図上に表示しています。


GARMINの GPS map60Csx によるトラックログをグラフにしました。
総歩行距離13.243Km 累積標高差+1,371m −1,371m 
所要時間8時間39分(昼食、休憩を含む)



<<アクセス>>
吉野川市山川町から国道193号に入り倉羅峠方面へ。
峠を越えて神山町で国道438号に合流した地点から400m程東に進んだところの川又からは国道438号と別れて193号を土須峠方面へ進みます。
「岳人の森」を過ぎて、土須峠の雲早トンネルを抜けたところを左折し剣山スーパー林道を上勝町方面に進むと10分程で雲早山登山口に到着します。


「剣山スーパー林道」横の雲早山登山口に到着しました。
先客は徳島ナンバーの車1台です。
登山口には雲早神社の鳥居と案内板が建っています。



最初は沢沿いの道を進みます。
周囲の新緑がきれいです。
尾根までは厳しい登りが続きます。



パラボラアンテナの標識がある峠に出ました。
ここから雲早山頂上まで約15分。 高丸山頂上へは尾根道を経て約3時間です。
はじめに、距離の長い高丸山頂上へ往復(ピストン)することにします。



分岐を過ぎると、すぐに満開のツツジのトンネルが出迎えてくれます。



雲早山、高丸山、あけぼの峠の分岐。
ここから、南方向へ進路をとって高丸山を目指します。

周囲には沢山のカタクリやシャクナゲ、アセビが可憐な花をつけています。



新緑と満開のコバノミツバツツジに彩られた尾根を進みます。



前方に目指す「高丸山」が見えますが、まだまだ距離があります。



満開のシロヤシオ(別名:五葉ツツジ)のトンネルが延々と続きます。



おびただしい数の花々に囲まれた気持ちのいい尾根道です。
前方に見えるピークを越えて進みます。



シャクナゲもたくさん花をつけています。 アケボノツツジも満開です。



痩せ尾根の厳しい登りですが満開のアケボノツツジが迎えてくれます。
また、岩場にはヤマシャクの群生が見られます。



尾根に出ました。
西三子山が見えています。
スズタケのトンネルを抜けると高丸山山頂です。


高丸山山頂からの展望
雲早山と歩いてきた尾根がよく見えます。


高丸山頂上でのんびり食事をして休憩したあとは
雲早山を目指して再び歩いてきた尾根を戻ることにします。

このコースは見た目以上にアップダウンがあり、往復の累計標高差は1,371mもあるため
体力に自信がない方は、どちらかの登山口に車をデポするか、
この時期に開催される「四季美谷温泉」、「千年の森」、「ネイチャーロードサークル」などの
登山ツアーに参加して花を楽しみながら、ゆっくり片道を歩くのがいいと思います。



素晴らしい花々に彩られた雲早山〜高丸山の尾根をベストの季節に歩くことができました。
このコースは一般的な登山道ではなく、踏み跡が不明確な場所もあります。
枝尾根が複雑に交差していて迷いやすい場所もあるため詳細な地形図と方位磁石は必携です。
出来れば、GPSに正確なコースを入力して持参し安全な登山を楽しんでください。



周辺の山は鹿の数が増えており、それに伴って「ダニ」も増えているようです。
「ダニ」はスズタケなどの穂先に付いていることが多く、今回の縦走でも何度か登山パンツに
「ダニ」の付着が確認でき、その都度払い落としました。安全な登山のためには
地面や石の上に直接座らないようにするほか、「ダニガードスプレー」なども
持参して防御する必要があるかも知れません。ダニについての詳しい情報は→こちら
この時期ツツガムシにも要注意です。 

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送