Club mark_two

登山記録

(徳島県 国見山 2007.5.20)

使用カメラ SIGMA SD10 レンズ 50mm EX マクロ




国見山(くにみやま:くにみざん)標高1,409m」は徳島県三好市西祖谷にそびえる単独峰です。この山は国道からのアクセスが容易で登り易く、また春から夏頃までは咲く花の種類が多くて、山頂からの展望も優れているため四季を通じて人気が高く数多くの登山者に親しまれています。
登山口は徳島県・祖谷道路のトンネル手前の昔の料金所跡を右折し、後山集落を過ぎたところにある下の登山口(おうどう峠登山口)とさらに200m程先の三叉路を左折して林道川崎国見山線を2Km程進んだところにあるにある上の登山口(新登山口)がよく使われます。
今回は上の登山口から登り、
登って来た登山道とは反対側の川崎方面の表示がある場所から南西尾根を途中まで下ります。標高1,100m付近まで下ったところでV字形に折り返して南斜面をトラバースして進みます。このトラバース道周辺は植物の種類が多くて、この時期は沢山の花を見ることができます。
行   程 所要時間
駐車地点(上の新登山口) 9:03 56分
国見山頂上 9:59
下山開始 11:04 2時間46分
林道地点 13:40
駐車場所帰着 13:50

標高、緯度、経度
林道脇駐車地点 1,040m N33”53’46.78” E133”47’29.43”
国見山頂上 1,409m N33”54’27.03” E133”47’04.81”



カシミール3Dによる登山ルートの展望図です。


「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び
数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第172号)」


GARMINのGPSmap 60Csx によるトラックログを地図上に表示しています。


GARMINのGPSmap 60Csxによるトラックログをグラフにしました。
総歩行距離6.688Km 累積標高差+848m −848m 
所要時間4時間51分(昼食、休憩を含む)




<<アクセス>>

国道32号祖谷口から橋を渡って祖谷道路へ。
トンネル手前の昔の料金所跡を右折し、林道の二股を左に折れてトンネルの上を通り、後山集落を過ぎたところにおうどう峠登山口(下の登山口)があります。おうどう峠登山口を過ぎて少し走ったところの三叉路を左折すると
林道「川崎国見山線」に入り、さらに1Km程走ると上の登山口(新登山口)に出ます。



林道「川崎国見山線」沿いにある上の登山口に到着しました。
ここは2002年10月に新たに作られた登山口で立派な看板とコンクリートの階段が設置されています。
2月まで廃車が放置されていましたがきれいに撤去されています。他に駐車車両はありません。


登山口に設置されている案内板


コンクリート製の立派な階段から取り付きます。


山頂までの登山道には要所に看板が設置されていて迷うことはありません。


気持ちのいい新緑の登山道を進みます。



この附近の山は国土調査が行われていて調査に使われている沢山の杭や赤テープが見られます。



杉林の間に設けられた防火帯の急坂をグングン登ります。



防火帯を登りきりました。
ここからは左に折れて尾根沿いの道を進みます。


登山口は晴れていましたが、高度が上がるにつれてガスが出てきて幻想的な雰囲気になってきました。


避難小屋と国見神社の祠(下の写真)がある場所に着きました。


最後の急坂を登ると頂上です。


頂上に到着しました。
他には小松島からの登山者が1名。

晴れていれば三嶺や剣山そして石鎚山など四国の高峰が見渡せるのですが残念ながらガスがかかっていて展望は望めません。


山頂は気温が低くて寒いので暖かくて豪華な食事をします。


登ってきた道とは反対側の川崎方面へ下山します。 おうどう峠からの登山道と違って踏み跡が不明確な場所もあります。


尾根を外さないようにして注意深く下りて行くと突然真新しいモノレールの軌道が現れました。
これは林道延伸工事の資材運搬用に使われるそうです。


モノレール軌道を離れて、さらに尾根を進みます。
おうどう峠からの登山道と違いこちらには多種多様な植物の群生が見られ歩いていて楽しくなります。


巻き尺がテープ代わりに巻き付けられた場所からはVターンして尾根を外れて国見山の南斜面をトラバースして進みます。


トラバース道周辺には多種多様な植物が花を咲かせてくれていて登山者の目を楽しませてくれます。


周囲は、きれいに手入れされた植林地帯になりました。
杉の間隔が広くとられているせいか明るい日差しが差し込んでいて
多様な植物の群生が見られます。


荒廃した営林小屋に出ました。 周辺は素晴らしい新緑の森です。


きれいに石積みされた沢を渡ります。
この周辺にも多様な植物群が見られます。


登山口に戻るためGPSで見当をつけて尾根を直登することにします。

取り付き付近はさほどでもなかったのですが途中の大岩を捲いた付近からは急傾斜になりザイルを取り出して強引に登りました。
ここは登山上級者以外は登ってはいけません。

滑落等の事故が生じても責任は持てません。




急坂の尾根を詰めていくと突然上に林道が現れました。


真新しい林道をのんびり10分程歩いて愛車マークUが待つ新登山口に戻ってきました。


国見山で咲く可憐な花たち(一部です)


おうどう峠からの登山口を往復しただけでは
それ程多くの花たちには出会えませんが、
南西尾根を下り、南斜面をトラバースしてみると
さすが「花の山」の名前のとおり、
実に多種多様な植物群落を見ることができました。
咲き終わったものや蕾のものも多数見られ
時期を違えて再びこの山を訪れてみたいと思いました。
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