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カシミール3Dによる登山ルートの展望図です。
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「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第172号)」
GARMINのGPSmap 60CSx によるトラックログを地図上に表示しています。
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GARMINの GPSmap 60CSx によるトラックログをカシミール3Dを使ってグラフ表示しました。
総歩行距離 10.751Km 累積標高差+1,227m −1,227m
所要時間7時間26分(食事、休憩を含む)
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西条市から国道194号を高知県方面へ。新寒風山トンネル手前の下津池から「笹ヶ峰」の看板を目印に左折して林道を進みます。
林道は途中までは舗装してあり道幅は狭いものの快適だったのですが、そのうち洗濯板を敷き詰めたような猛烈なダートになりました。かなりの悪路なのでマークUの底をすらないように慎重に運転して進みます。
国道194号の分岐地点から40分で15〜6台程の駐車スペースがある下津池登山口に到着します。
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ゴールデンウイーク三連休の初日とあってすでに10台以上の車が駐車しています。
登山口横の空いた場所にマークUを駐車して登山準備を整えます。 |
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最初は吉居川右岸の登山道を登ります。沢の水音が大きく周囲にこだましています。
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新緑が朝日を浴びてキラキラと輝いています。
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登山口から最初の休憩場所 宿(しゅく)に到着しました。
昔ここには、別子銅山へ木炭を運ぶ集積所があったそうです。 |
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雰囲気のある橋を渡って丸山荘へ向かいます。 |
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丸山荘に到着しました。
大きな建屋で建物横には発電用のソーラーパネルがあります。
ここは電気が通じていなくて電源を太陽光発電に頼っているため冷蔵庫が使えず
夏場の食材は凍らせて持ち上げるなど美味しく食べてもらうため特に苦労しているそうです。
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丸山荘は2005年9月に天に召された 故・「伊藤朝春」氏が30年間守り続けてきた由緒ある山小屋で現在は片山さんによって管理されています。丸山荘をこよなく愛するファンも多く、また、標高1500mに位置している山小屋としては珍しく一年中営業しているそうです。(冬期は事前に予約が必要です。)
在りし日の伊藤さんを撮影したKenzoさんの素敵な写真集は
→ こちら
冬場は雪庇ができる場所があってその上に乗ると雪崩を誘発して危険なので笹ヶ峰へは直登がお勧めだとか。 笹ヶ峰では、1997年2月に雪崩のため冒険家の山田さんが亡くなっています。 |
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丸山荘横を直進して笹ヶ峰へ直登するコースを進みます。
山頂まで40分の表示がありますがこれはかなり健脚の方の数字だと思います。 |
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笹に覆われた急坂をジグザグに登って行きます。 |
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寒風山への縦走路の分岐地点に到着しました。
笹ヶ峰山頂まであと少しです。 |
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コールデンウイーク三連休の初日、たくさんの登山者で賑わう笹ヶ峰山頂に到着しました。
二百名山目当ての四国外からの登山者も多く、聞き慣れないアクセントで多くの山名が飛び交い、賑やかに情報交換が行われています。 |
笹ヶ峰山頂でゆっくり昼食を済ませたあと ちち山へ向かって出発します。
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広大な笹ヶ峰の山裾に広がる笹原をコル(ちち山分かれ)に向かって下ります。 |
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ちち山分かれに着きました。賑やかグループに出会い ちち山を周回するルートを教えていただきました。 |
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トラバース道から ちち山頂上へは冠山側から標識を目印に笹原を直登します。 |
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ちち山頂上の大岩が見えてきました。
皆さん岩の上でお食事中のようです。 |
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ちち山 頂上です。
ここで偶然ホームページ「今日も山へ」の管理人さんとお会いし楽しく情報交換をしていただきました。この管理人さんとは、ゴールデンウイーク初日の三嶺でもニアミスだったようです。 |
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ちち山頂上から冠山〜平家平方面の素晴らしい眺め。
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ちち山の尾根を通って紅葉谷へ向かいます。 |
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まだ蕾が固いツツジの群生の横を通って紅葉谷を丸山荘へ向かって下ります。
北面のコルには雪渓も見られます。 |
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赤い屋根の丸山荘が見えてきました。 |
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丸山荘の庭では楽しい山の写真談義に花が咲きました。
もっと長くとどまって色々な話を聞きたかったのですが
帰りの時間が迫ってきたため丸山荘を出発します。
次回はぜひ丸山荘に宿泊して話の続きを聞きたいと思います。 |
輝くような新緑、広大な笹原、そしてこの時期の雪渓と多彩な自然そして素晴らしい
出会いがあったゴールデンウイークの笹ヶ峰&ちち山登山でした。 |