Club mark_two

登山アルバム

(徳島県 剣山 2007.2.3)

使用カメラ SIGMA SD10 レンズ 18-50mm F2.8 EX DC


剣山(つるぎさん)標高1,955mは四国山地東部の主峰です。
4月中旬から11月まで登山リフトが運行され超お手軽な山になりましたが、さすがに冬期は標高1,955m−西日本第二の高峰の面目躍如、普段の年はそれなりの装備と心構えがないと登れません。
でも、今年は記録的な暖冬! 例年この時期は大量の積雪のためアクセスが難しい登山口の見ノ越に通ずる国道438号もスタッドレスタイヤを装着すれば通行可能で手軽に雪山を楽しむことが出来ます。

2月1日〜2日にかけて四国地方も冬型気圧配置になり、「阿波池田で積雪5p」との新聞記事を見て剣山に出かけました。
行   程 所要時間
見ノ越 10:02 1時間53分
リフト西島駅 10:56
刀掛の松 11:17
剣山山頂 11:55
下山開始 13:10 1時間25分
見ノ越帰着 14:35

標高、緯度、経度
見ノ越 1,394m N33”51’59.61” E134”05’20.53”
剣山山頂 1,955m N33”51’13.00” E134”05’39.40”



カシミール3Dによる登山ルートの展望図です。


「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第172号)
GARMINのGPSmaap 60CSx によるトラックログを地図上に表示しています。


GARMINのGPSmap60CSx によるトラックログをグラフにしました。
総歩行距離5.946Km 累積標高差+676m −676m 
所要時間4時間36分(昼食、休憩を含む)



<<アクセス>>
つるぎ町貞光から国道438号に入り「剣山」の標識を目印に見ノ越方面へ。
今年は記録的な暖冬で、手打ちうどんの店を過ぎるまで積雪は見あたりません。
早朝のためか気温は低くて、路面がカチコチに凍結しているのでスリップしないよう慎重に運転して進みます。第3ヘアピンを過ぎるころから路面が雪に覆われてきましたがスキー場まではきれいに圧雪されています。
スキー場を過ぎると前日の降雪のため轍が少し盛り上がってきましたがスタッドレスタイヤを装備した愛車マークUは予備のタイヤチェーンをつけることもなく夫婦池へ。
夫婦池から見ノ越までの日当たりがいい場所では雪解けが進み一部路面が見えているところもあり無事見ノ越に到着しました。
夫婦池から見ノ越までの道路山側には深い側溝が設置されており雪に覆われて見えない場所もあるため脱輪には特に注意が必要です。



快晴の見ノ越に到着しました。
積雪は15p程、前日降った新雪が主に積もっていますが2月上旬の積雪量としては驚異的な少なさです。
駐車場にはすでに7台が駐車中で
登山道はしっかりとした踏み跡が期待できそうです。


民宿街の間の道を通って剣神社へ進みます。路面は凍結しているので滑らないように慎重に歩きます。


剣神社の参道を上がります。
神社横の温度計は−4℃の表示です。


剣神社前から右に折れて登山道に入ります。
クマ注意!の看板があります。


お天気は快晴。
風もほとんどありません。
15p程の新雪が積もっていますが7〜8人の踏み跡があって歩きやすいです。


海抜1,600m地点です。
積雪量が増えてきたのでMSRのスノーシュー デナリライトニングアッセントを装着します。


樹林帯を抜けて笹が出てきました。去年は完全に雪の下に隠れていた笹ですが今年は顔を出しています。


西島駅手前で先行の5人に追いつきました。


冬季休業中の登山リフト西島駅に到着しました。
3組8人が休憩中です。


西島駅からの展望。
空気が澄んでいて遠くまで見通せます。
三嶺と塔の丸の間には遠く石鎚山系の峰々も見えています。



西島駅を出発します。
前方には剣山山頂が見えています。


大剣神社の鳥居手前を左折して直登します。


尾根に出ました。
お天気がいい日の尾根歩きは気持ちがいいです。


徐々に積雪量が増えてきましたが しっかりした踏み跡があって歩き易いです。


「刀掛の松」に到着しました。

去年は雪の下に隠れていた休憩用のベンチが顔を出しています。


先行のもう1組に追いつきました。
皆さん真新しいスノーシューを装着して登っています。


よく見ると、周囲の木々はもう芽吹き始めています。


冬季休業中の剣山頂上ヒュッテに到着です。


頂上ヒュッテ横の階段を登ると山頂広場に出ます。


広大な剣山山頂広場です。


標高1,955m剣山山頂です。


頂上南側には端正な山姿の次郎笈が迫っています。


西には三嶺(みうね)が見え、三嶺の向こう側には石鎚山系の峰々がシルエットで見えます。


旧測候所横の日だまりで食事をするため木道を進みます。


今日の食事はマルタイ棒ラーメン、手づくり卵サンド、節分の丸かじり太巻き寿司 etc.です。もちろん食後には美味しいコーヒーをのんびり楽しみます。





50年以上も冬の剣山に登り続けている方の話を聞いても、
過去の剣山でこれほど雪が少ないことはなかったそうです。

それでも、高度が高くなるる「刀掛けの松」から上では
積雪量もそこそこあって雪の感触を楽しめました。

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