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カシミール3Dによる登山ルートの展望図です。
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「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像) 及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第172号)」
GARMINのGPSmap 60CSx によるトラックログを地図上に表示しています。
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GARMINの GPSmap 60CSx によるトラックログをカシミール3Dを使ってグラフ表示しました。
総歩行距離 8.092Km 累積標高差+1,191m −1,191m
所要時間6時間20分(食事、休憩を含む)
国道192号つるぎ町貞光で剣山の案内板を目印に国道438号に入り見ノ越方面へ。
一宇古見の集落を抜け、伊良原で「菅生」の案内板を目印に「明渡橋」を渡り県道261号へ。この県道は一部区間が林道白井線になり小島峠を経由して東祖谷の菅生に通じ
ています。
明渡橋からはさらに道幅が狭くなりますが対向車に注意しながらゆっくり走って30分程で第2白井橋へ。ここに矢筈山から石堂山へ至る登山コースを示した看板があり、谷の西側の細い 道を上がっていくと終点の黒笠山の白井登山口に到着します。
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国道438号から県道261号への分岐 |
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白井登山口の様子。道路終点には広場が2ヶ所あって車は5〜6台が駐車可能ですが、広場は付近住民の方の駐車場としても使われていますのでトラブルのないようにお願いします。
軽トラック左側のウインチは上部民家の生活物資の荷揚げ用に使われています。
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登山口には「黒笠山・矢筈山縦走登山口」と書かれた案内板があります。 |
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最初、登山道は白井集落の間をぬうように進んで行きますが要所にはしっかりした案内標識や赤テープが付けられているので迷うことはありません。
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最終民家手前に架けられた鉄製の橋を渡ります。 |
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黒笠神社と書かれた鳥居下を進みます。鳥居の横には水場があって黒いホースから水が流れでています。そこに「獅子脅し」が設置されていて竹林の中に規則正しく竹筒の音が響きます。↓ |
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先行の単独登山者に追いつきました。
この付近から植林の間に紅葉した自然林が増えてきます。
道は大量の落ち葉に覆われていてクッションがあり快適に歩けます。
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登山登山口から1.6Kmの地点です。
かつてこの付近にも集落が形成されていたのか多数の石積の跡が残されています。
黒笠山へ2.0Km、矢筈山へ5.3Km、石堂山へ7.3Kmの標識があります。↓
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暗い杉林帯を抜けると周囲はブナ、モミ、ツガ、ダケカンバなどの明るい自然林になりました。
真っ盛りの紅葉を眺めながらのんびり朝食を楽しみます。
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登山道脇には「まゆみの木」が赤い実を付けていて目を楽しませてくれます。
この付近から稜線付近まで登山道の周囲には「まゆみの木」がたくさんあります。 |
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倒木の下をくぐってトラバース道を進みます。
落ち葉の中に案内標識が埋もれています。↓ |
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黒笠神社に到着しました。
神社前は広場になっていて食事や休憩をすることができます。
ここから山頂までは30〜40分くらいです。
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尾根に出ました。
両脇には笹が繁っています。
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気温が急激に下がってきて登山道に雪が出てきました。風も強くて寒いので防寒着を着込みます。 |
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木々には霧氷が付いています。
周囲は真冬の景色に変わりました。 |
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矢筈山への分岐地点です。
ここから矢筈山へは3.1Km、黒笠山へは200mです。
霧氷の向こうに「阿波のマッターホルン」黒笠山の姿が見えてきました。
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大量に霧氷が付いた木々の間を山頂へ向かって進みます。 |
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登山道は凍結して滑りやすくなっているのでゆっくりと慎重に進みます。 |
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高度が上がって霧氷の向こう側に周囲の山々が見え始めました。霧氷も大きく成長しています。
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←岩からツララが下がっています。
タイヤチェーンを利用した鎖場です。↓ |
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鎖につかまって岩を登ります。
寒さで手が痺れて感覚が無くなっています。 |
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頂上が見えてきました。 |
下を見ると深く切れた谷に紅葉と霧氷が両方見えます。 |
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黒笠山山頂には標識と三角点が設置されています。他に登山者はいませんが三人くらいで満員になる狭さです。 |
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矢筈山へつながる尾根が見えています。
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こちらは北方向。吉野川平野が見えます。
思いがけず紅葉と霧氷の両方が楽しめた阿波のマッターホルン「黒笠山登山」でした。 |