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カシミール3Dによる登山ルートの展望図です。
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「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像) 及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第172号)」
GARMINの GPSmap 60CSx によるトラックログを地図上に表示しており、
初日(8月14日)は青色のライン、2日目(8月15日)は赤色のラインでトレースされています。
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GARMINのGPS GPSmap 60CSx
によるトラックログをカシミール3Dを使ってグラフ表示しました。
総歩行距離 12.379Km 累積標高差+1354m −1354m
所要時間23時間40分(仮眠、食事、休憩を含む)
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国道192号をつるぎ町貞光で国道438号へ。国道とは名ばかりの細い曲がりくねった道ですが1時間程で見ノ越に到着します。
夏山のベストシーズに加えて天涯の花キレンゲショウマの開花時期なので沢山の車が駐車しています。
リフト横にマークUを駐車して西島駅までは登山リフトを利用。
西島駅から剣山の西側斜面をトラバースするルートで大剣神社の下を通って次郎笈をめざします。
次郎笈峠からは最短コースを登らないで次郎笈の水場横を通って丸石方面からの登山道を利用します。
次郎笈で一晩星空を眺めた後、翌日は剣山山頂へ。
剣山頂からは、一ノ森山頂を経由してキレンゲショウマの群生地へ行きます。キレンゲショウマの花を楽しんだあとは刀掛の松を経て西島駅から見ノ越に下山します。 |
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見ノ越に到着しました。
無料駐車場にマークUを駐車して登山準備を整えます。 |
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テント食料など荷物がかなり重いので西島駅までは登山リフトを利用します。
お盆休み中とあって空席がないほど沢山の人がリフトを利用して剣山に登っています。 |
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15分程で標高1720mの西島駅に到着しました。
前方に剣山頂上&ヒュッテが見えています。 |
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剣山の西側斜面のトラバース道を進みます。 |
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前方に見事な山姿の次郎笈が見えて来ました。 |
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ジローギュー峠を越えて進みます。 |
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ジローギューの水場を経由するため直登せずにトラバース道を三嶺方面に進みます。 |
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ジローギューの水場に到着しました。ここの水は途絶えることがなく冷たくておいしいです。「名水百選」の番外ですが、味は「剣山の御神水」を凌駕するとも言われており、周囲に咲き誇る高山植物がさらに彩りを添えています。 |
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丸石、三嶺方面からの次郎笈登山道です。左に折れてここを登ります |
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次郎笈手前のピークに着きました。
どんより曇っていた空に晴れ間が広がってきました。
真っ赤な夕焼け、満天の星空が期待できそうです! |
他に誰も登山者がいない静かな次郎笈山頂1,929mです。
北東方向には剣山がきれいに見えています。
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次郎笈山頂での日没。
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日没後、星たちが明るく輝きはじめました。 |
FM放送のチェロ組曲を聴きながら豪華な夕食を食べ、美味しいコーヒーを飲みながら
テント泊ならではのゆっくりした時間を過ごして満天の星空を堪能しました。
… 8月15日 …
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午前4時40分。気温12℃
一ノ森の方向の空が茜色に焼けはじめました。
刻々と空の色が変化しています。息をのむ瞬間です。
午前5時16分。次郎笈の日の出です。
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朝日が差し始めました。
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三嶺方向に珍しい「ブロッケン現象」が現れました。
(上部に白い雲が盛り上がっているところが三嶺です。)
この日は長時間(20分程)幻想的なブロッケン現象が続きました。
朝霧に 浮かぶ御仏 ブロッケン
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午前6時35分。
剣山に向けて出発します。
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剣山山頂まであと少しです。 |
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午前7時25分、木道に覆われてしまった剣山山頂に到着しました。
時間が早いためか誰もいなくて静かな山頂です。
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ガスが出てきました。
剣山からは三ノ森、二ノ森を経由して一ノ森に向かいます。 |
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二ノ森に着きました。
ここは標高1900m近い場所ですが豊かな森が形成されています。
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二ノ森と一ノ森間のコルに出ました。
一ノ森はガスに覆われて霞んでいます。 |
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一ノ森頂上です。 |
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頂上直下には青い屋根が特徴的な一ノ森ヒュッテがあります。 |
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一ノ森ヒュッテの庭はお花畑になっていて周囲を素晴らしい形をした五葉松の白骨林が取り囲んでいます。
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一ノ森ヒュッテで管理人の内田さんたちと談笑したあとキレンゲショウマの群生地へ向かいます。
殉教碑がある一ノ森と二ノ森の間のコルからは右に進路をとります。 |
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登山道の周囲がお花畑になっています。
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行場方面への分岐です。
ここからはキレンゲショウマの開花時期に限り一方通行になっています。 |
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キレンゲショウマの群生地に着きました。
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最近剣山のキレンゲショウマは花の数が極端に少ないようです。
原因は大量に増えた鹿による被害だそうで、
鹿は植物の新芽を食べ踏み荒らすそうです。
根が土から掘り起こされ、それを何度も繰り返されていると
植物は枯れていきます。
キレンゲショウマは宮尾登美子さんの小説「天涯の花」で一躍
脚光を浴び、大勢の人がこの花を楽しみに剣山を訪れていますが、
残念ながら花の数も減り山肌が見えているところもありました。
ゆっくりとキレンゲショウマの花を楽しんだあと「刀掛の松」を経由して下山しました。
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この時期山は花盛り。
沢山の可憐な花たちが登山者の目を楽しませてくれます。
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