三嶺(みうね) 標高1,893mは、徳島県三好市東祖谷と高知県香美市物部の境界付近に位置しています。全国的な知名度では石鎚山や剣山に劣りますが、四国の山々が次々と開発伐採され、観光道路や林道が山の稜線近くまで延ばされた中で、三嶺は登山者たちの努力で開発から免れ、今では四国で最も自然が残された山として、四国の登山家の間では常に人気No.1の山として愛され、四季を通じてたくさんの人々で賑わっています。
山頂周辺はミヤマクマザサに覆われていて、コメツツジの群落が広がりイブキトラノオ、タカネオトギリソウ、シコクフウロ、などの高山植物が花期には咲き乱れます。ミヤマクマザサとコメツツジの大規模群落は国指定の天然記念物になっています。
徳島県側からの登山口は東祖谷の名頃と菅生が有名ですがふるさと林道脇から北西尾根を登るルート、剣山や西熊山から尾根を縦走するルートなど多彩な登山道があります。
今回は「いやしの温泉郷」南側にある菅生登山口からモノレール軌道沿いに三嶺に登ります。
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行程 |
所要時間 |
登山口出発 |
10:33 |
4時間27分 |
山頂 |
15:00 |
下山開始 |
15:20 |
2時間30分 |
登山口帰着 |
17:50 |
標高、緯度、経度
登山口 |
788m |
N33”52’08.74” E133”58’49.57” |
山頂 |
1,893m |
N33”50’22.00” E133”59’15.50” |
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